純商品「以上」の
リサイクル品質を実現

堀川化成は使用済み溶剤を蒸留によって高純度リサイクル品として再生し、お客さまにお届けしています。最大の強みは低コストでありながら純商品と同等、もしくはそれ以上の高純度を達成することにより、リサイクル品にありがちな「安かろう、悪かろう」のイメージを完全に払拭できる品質にあります。
こうした品質をささえているのが、堀川化成が長年にわたり培ってきたPV膜(浸透気化膜)をはじめとする透過技術と、その技術を実現するための各種設備です。

お客さまのもとで発生する使用済み溶剤は、それぞれの用途や取り扱いによって不純物が異なります。なかなか安定しないこうした使用済み溶剤から不純物を取り除き、純商品以上の品質を実現することで、大切な石油資源をリサイクルし、有効活用します。 堀川化成ではロットごとにリサイクル品の成分分析を行っており、お客さまにお届けする商品はすべて社内での検査、評価に合格したものです。これにより、純商品以上の高品質を実現しています。

「もったいない精神」で
経済と環境への貢献を目指す

石油などの天然資源には限りがあり、需給や地政学リスクなどによって価格が変動する脆弱性があります。製造現場で使用される有機化学薬品を、今だけでなく将来に向けても安定供給することは日本の産業にとってきわめて重要な課題です。
さらに石油の使用は二酸化炭素の排出など地球環境にも影響を及ぼします。有機化学薬品の安定供給と環境保護への貢献という課題はリサイクルを手掛ける堀川化成にとっても大きな課題であり、社会的な使命でもあると考えています。

堀川化成のリサイクル品は日本国内だけでなく、世界のマーケットで流通しています。そのため世界的な電子部品メーカーなどで使用されることも多く、品質に対する高い要求にお応えする必要があります。それと同時に、世界のマーケットを相手にするということは、世界情勢による影響を考慮したリサイクル品の製造、供給体制を構築する必要もあります。
今後も有機化学薬品のリサイクルを通じてお客さまのビジネスに貢献し、さらには地球環境の保護にも貢献できるよう、技術の研鑽を進めてまいります。